「参拝ノート」から(3) 第10号
 大乘寺には、大勢の外国人がおいでになり、「参拝ノート」に皆さん、それぞれの想いの一端を記入されています。

「すばらしいお寺ですね。ブッダに会うことが出来てうれしかったです。」
                                   2002.10.26 メキシコ人 スペイン語
「すばらしいお寺でした。たいへん楽しむことが出来ました。」
                                   10.26 メキシコ人 英語
「平和で静かなお寺ですね。雰囲気もすばらしいです。」
                                   11.7 ベルギー人 英語
「静かな気持ちになれました。」
                                   2002.5.20 英語
「7月にまた訪れたい。」
                                   5.20 英語
「韓国にいるお母さんが、健康で長寿であることを願っています。大乘寺へ、今度は、お母さんを連れてきてあげればよいと思うほど、お寺の印象が、とてもよかったです。しょっちゅう訪れて、家族の健康を祈願しようと思います。
金沢で良い研究成果が出ますように、おまいりしようとおもいます。日本での三年の間に、はじめて聞いて、このお寺に来ましたが、こんなに美しいお寺が金沢にあったんですね。これからもこのお寺を維持されることを祈っています。」
                                   2002.7.19 韓国学生 韓国語
 大乘寺は、おまいりするすべての人びとに無条件に開放されています。
大乘寺は、禅の修行道場ではありますが、それがそのまま心安まる、心浄らかなお寺であるという印象を人びとに与えています。
このような大乘寺の公開性、尊厳性、静寂さは、地域社会にとっても、かけがえのない精神的文化財だとおもいます。
 そしてそれは、実は、大乘寺で修行する者たちと、大乘寺をとりまく人びととが、数百年の歴史をかけて、おたがいがつちかってきた、熱い想いの結晶であったのではないかと、このごろ、しきりに、私は思うようになりました。





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