ああ言えばこう言い  こう言えばああ言う 150号
 昨今、テレビ、新聞、雑誌などに、いろいろなことばが跳っている。
 「人間関係性の希薄化」、「人命軽視」、「過疎、少子高齢化」、「地縁、血縁の希薄化」、「伝統文化、宗教がうすくなっていく」、「先祖へのおもい、故郷のぬくもり」、「武力紛争」、「国家間の緊張状態」、「北朝鮮の核実験」、「中露と日米」、「日米の緊密」などなど。
 そして、これらをめぐって、さまざまな人たちが、さまざまな視点から、論じ立てている。かまびすしい!。
 が、なるほど、なるほど。うーん、?。
 が、もう八十歳を越えた老人からすれば、だから、どうだっていうのだ、てなものだ。
 すべては、うつりかわっていく。諸行無常だ。現在進行形。これは、地球上の人類発生以来、一貫して変わっていないだろう。
 さはさりながら、おたがいにみとめあい、たすけあい、努力しあって、生きてゆかなければならない。

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